川瀬巴と知る人ぞ知る玉堂の絵です。被本の風景の美しさがよく表現されていると思います。江戸時代日本に来たヨーロッパ人は日本の景色を箱庭みたいで素晴らしく、人が自然の中に溶け込んで生活しているというようなことを表現した文を読んだ事があります。まだ私が若い頃、一本の花の咲く木に蝶をはじめありとあらゆる昆虫が舞っていました。その美しさが眼に焼きつき、その感覚が今でも残っています。その頃自然が生き生きとしてたのを思い出します。発展という言葉をよく使うけど、何を基準にして発展という言葉を使っているのですかね。日本のよさ、美しい日本Beautiful Japanを取り戻したいです。でも都会のコンクリートに囲まれた中で育った人にはなかなかわからないかもしれないな。知り合いの庭師さんが言ってたけど、豊かな緑の庭のある家で育った子に悪い子はいないそうです。