明日の皆既日食を楽しみにしております。
しかし、占星術から見ると、皆既日食は中国では、天変地異やその国の支配層に直接・間接のよくない影響を及ぼすと見られているようです。
「京房易伝」によると、「日は陽の精、人君の象」だからだそうです。
天空に輝く、万生を生かしてくれ恵みを与えてくれる陽の気を
陰の精を代表する月がおい隠してしまうと考えられているようです。
たとえば「漢書」の五行志では、
国に軍隊がない「不御」(無防備)になった時、
支配者が民衆を理不尽に誅罰する「生叛」の時、
君主と臣下が意思の疎通を欠く「亡」の時、
臣下が君主を追い出し位を手中にする「逆」の時、
諸侯が侵略しあう「不承」の時等々の場合に
皆既日食となって現れると書かれています。
なんだか今の世相に当てはまるような気がして来ました。
まだまだ様々な出来事が天界
と連動して日食となると考えられていたようです。
2009年7月21日火曜日
皆既日食_Total solar eclipse
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